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さくら組(年少児)

3歳から4歳への育ち

 食事や排せつなどの基本的生活習慣がほぼ身に付く頃です。相手の思いを感じたり「こうすると、こうなる」と予想できるようになり、大人の手伝いや友だちの手助けをして認められ、自信や喜びを感じます。貸し、借り、順番、交代などの譲り合いや我慢も経験しながら少しずつ社会性が育ってきます。場面の切り替えが難しい、やり通そうとする思いから反抗的な態度になる、言葉の不足で十分に伝えられず苛立つ等が見られる時期でもあり、表面の姿だけで判断せず、思いを汲み取ってあげることを大切にしています。
遊びも学びも思いっきり!!
のびのび豊かに育っています
全身を使って遊びながら
心と体がどんどん成長しています。
「はい、次どうぞ!」順番やゆずり合い、
社会性がぐんと育った言葉です
泥んこの感触を、共有し楽しみ合う
”友だち”の存在が、日増しに大きくなって…
 

さくら組さんの一日

7:15~【早朝保育】
8:15~【一般保育】朝の支度・自由遊び
9:30~《おはじまり》 出席を取り、今日の流れをボードで知らせるとともに、季節の歌やお話で、一日の期待が生まれます。
9:50~《朝の活動》 ~製作・運動・ゲーム~ さまざまな戸外活動や室内遊びを通して、社会性や豊かな人間関係を育てるとともに、言葉や数、自然や社会などの知識に触れ、意欲的に学ぶ『教育』の基礎を培っています。 活動の終りには、時間を意識しながら片付けできるように伝えます。上着の着脱や排せつ、手洗いをして、場面に応じた生活習慣の自立を促しています。
11:40~ ※1月からは11:50~《昼 食》 準備をして席につき、静かに座って配膳を待ちます。献立や食材を聞いて挨拶し、心地よく楽しい雰囲気で食事することで、食への意欲や感謝の心を育てています。
12:30~14:30《お昼寝》 年中児からは夏期のみのお昼寝になるため、1月頃から時間を短くします。短くなった分の時間は、身体を休められるように ゆったりと過ごします。
15:00~《おやつ》
15:40~《おかえり》 歌や絵本を楽しんで一日を振り返り、明日の予定を伝えられて見通しを持ち、期待が膨らみます。自分で帰りの支度をし、保育士が確認と健康観察をします。
16:00~《自由遊び》
16:50~【居残り保育】順次降園  年長・年中・年少児が合同で遊びながらお迎えを待ちます。
17:30~《夕焼けタイム》 たんぽぽ組保育室で、異年齢が一緒に遊びながらお迎えを待ちます。
18:15~【延長保育】 別途登録・保育料が必要です

さくら組の環境

 場面の切り替えが苦手で次々に関心が移り、一所不在の動きを示す頃・・・敷物やテープで分かりやすく区切ってコーナーを作り、集中した活動やスムーズな切り替えができるように工夫しています。また朝のおはじまりで伝えた『今日の流れ』を貼りだし、見通しを持って活動します。靴箱・ロッカー・イス・机には個人の名前とマークを貼り、玩具を入れるカゴには絵や写真を貼って、物を上手に使ったり片付けるなどの習慣が身に付いています。毎日ポケットに入れて来たハンカチとティッシュを使う、おやつを含む食前は専用のタオルを使うなどして、衛生管理や健康への意識を育てています。
ままごとコーナー入口の青テープは、脱いだ上履きを並べる枠です。

さくら組の生活と遊び

 周囲の行動を観察し、模倣したり想像を広げる『ごっこ遊び』を仲間と楽しむことで、豊かな人間理解へとつながります。様子を見ながら材料を用意したり、戸外で自然物を集め、想像を広げて作ったり模倣遊びに生かしています。さらに表現力を高める一環として、全員が軟らかめのクレヨンを持ち、しっかり塗りこんで表現する楽しさを味わっています。
 目覚ましい全身発達の好機をとらえ、『ファースト体操クラブ』から毎月指導者を招いての体操教室を実施しています。この中で取り組んだ運動遊びを日々の活動にも取り入れながら、身体を動かす楽しさを味わいます。五感を刺激する遊びや活動展開を工夫し、カスタネット等も使って全身でリズム遊びも楽しみます。
積極的に戸外へ出かけたり行事や活動に参加する中で、身近な動植物や自然に触れています。また園内でも年長児から学んだり、地域の広い世代の人々と交流しながら、豊かな感性と人間性を養います。
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