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きく組(年長児)

5歳から6歳への育ち

 適切な生活習慣や規則正しい生活が自立する頃です。自分を中心に置きながら、空間的、時間的、力動(強弱)的変化をとらえて表現したり、異なる活動を一度にまとめて表現したり、次々に連続して切替えながら実行でき始めます。体力・思考力共に成長して、大人と一緒であれば、殆どのことができるようになり、活動の幅が大きく広がります。色々な経験を通して、自己信頼性を培い社会性を育て、就学へとつなぐ大切な時期です。沢山の事が できるようになったからこそ、ご家庭と保育園の連携の下、十分な成長支援が必要だと考えています。
集団での制作は、相談したり工夫して
一人の時とは違った楽しい作品が完成。
森育体験の親子遠足。自然の中、家族と
“できる”成長の喜びを共有して…
年中から取り組むクアハウス。2度目の
体験はより積極的にチャレンジ!!

きく組さんの一日

7:15~【早朝保育】
8:30~
【一般保育】朝の支度・自由遊び
9:30~《おはじまり》 出席を取り、今日の流れをボードで知らせるとともに季節の歌やお話で、一日の期待が生まれます。
9:45~《朝の活動》~製作・音楽リズム・運動・ゲーム~ さまざまな戸外活動や室内遊びを仲間と協力・強調して取り組むことで、豊かな人間関係や表現する力を育て、言葉や数、自然や社会等の知識に触れ、意欲的に学ぶ『教育』の基礎を培っています。 活動の前に予定時間を知らせ、時間を意識して取り組めるようにしています。上着の着脱や排せつ、手洗いなど、場面に応じた生活習慣が自分で判断してできるように見守り、支援しています。
12:00~《昼 食》 準備をして席につき、静かに座って配膳を待ちます。 グループ当番が、食材を見て「赤・黄・緑」の栄養群に分け、栄養や働きを分かりやすく玄関のボードで紹介しています。 心地よく楽しい雰囲気で食事することで、食への意欲や感謝の心を育てています。
12:40~
《食後の休憩・歯みがき》 座って3分間目を閉じて休憩した後、絵本や紙芝居の読み聞かせなど、ゆったりと過ごしてお腹を休めます。(※暑さの厳しい6~9月頃は午睡有り)
13:00~
《午後の活動》 ①自由遊び …園庭で(雨天は室内で)自由に遊びを楽しみます ②集団遊び …5・4・(3)歳が一緒に、ドッチボールや鬼ごっこ等のルールのある遊びに取り組み、小さい子をリードしながら楽しみます。
15:00~《おやつ》
15:40~《おかえり》 歌や絵本を楽しんで一日を振り返り、明日の予定を伝えられて見通しを持ち、期待が膨らみます。 自分で帰りの支度をし、保育士が健康観察をします。
16:00~《自由遊び》
16:45~
【居残り保育】順次降園 年長・年中・年少児が合同で遊びながらお迎えを待ちます。
17:30~《夕焼けタイム》 たんぽぽ組保育室で、異年齢が一緒に遊びながらお迎えを待ちます。
18:15~【延長保育】 別途登録・保育料が必要です
仲間と共通の目的に向かって協力し、やり遂げる喜びを味わえるよう、月カレンダーを作って予定を知らせます。また週末には、翌週の予定を知らせることで、達成への見通しを持って取り組めるようにしています。

きく組の環境

 集中して遊びこんだり、友だちと一緒に遊びが展開するよう、出し入れしやすく整理整頓し、玩具を取りやすいように配置します。正しい手洗いの方法と手順をイラストで示したり、毎日ポケットに入れて来たハンカチとティッシュを使う、おやつを含む食前は専用のタオルを使うなどして、病気の予防や清潔・健康に関心が持てるよう働きかけています。平仮名や数字への関心や理解が強くなり、それらを使う遊びが増えています。集中して話を聞く時、遊びや作業をする時など、場面ごとに机の配置を変えて空間を作ります。それと共に、タイムタイマーで目で確認しながら時間を意識しての活動にも取り組んでいます。みんなが一緒に気持ちよく過ごすための方法として『集団のルール』が守れるよう、工夫しながら伝えています。

きく組の生活と遊び

 運動機能が伸び、進んで活発に体を動かして仲間と一緒に遊びます。更に自分たちで工夫したり、決まりを作るなどして遊びを展開させます。毎月1回『体操教室』の専任コーチによる指導を受け、日頃から積極的に全身を使った遊びを楽しんでいます。集団でのゲームやリレー、駅伝等の競争は、体力作りだけではありません。勝った喜びから達成感を、負けた悔しさから次への挑戦意欲を育て、それらの思いを分かち合うことで仲間の大切さを学んでいます。
 自然に触れて遊んだり観察することで、細やかな変化や特徴をとらえ、美しさや偉大さなどを知ります。更にイメージを膨らませて、それらを描画制作に生かしています。それぞれが持つ個性を認め、感性を素直に表現できるように取り組みます。卒園時にはテーマを決め、記念製作を完成させます。音楽やリズムにも積極的に親しみ、色々な楽器にふれながら、年中から始めた鍵盤ハーモニカでは曲がひけるように取り組みます。
 年齢に応じた安全教育への取り組みを積み重ねた集大成、就学へ向けてより安全意識が高まる時期です。安全に小学校へ登下校するための交通安全や、危険な物や場所を避けたり、不審者から身を守る知識を伝えています。災害時の行動の仕方なども指導・訓練し、安全に気を付けて行動し、大切な自分を守る力の基礎を養います。
年長児が交通安全指導の手本となって
傘をさして歩いてみよう!
 保育園行事の中心としての役割を担ったり、小さい子の世話を喜び、本来持つ優しさの本領が発揮できます。世代の異なる地域の方々とも積極的に関わり、愛される幸せを感じ、感謝やいたわりの思いを伝えようとする姿も見られます。年長者への憧れが目標となり、自分の力を信じてやり遂げる喜びや、さらなる挑戦の気持ちが生まれます。多くの交わりの中で身近な仲間の大切さも再確認でき、その関係を大切にしようとするなど、人間関係を豊かにする力が育っています。
老人施設を訪問
唐子幼稚園、桜井保育所との3園交流
桜井小学校との桜井海岸交流
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